Rocca Spiele は、
デザインカンパニー10がはじめたゲームブランドです。
ゲームといっても、
いわゆるテレビゲームではありません。
カードや木の駒を使って、
テーブルのうえで人と人とが遊ぶゲームです。
Rocca Spieleは「ロッカ・シュピール」と読みます。
ロッカは、僕たちの最初のカードゲームの名前。シュピールは、遊びや競技、演奏などを意味するドイツ語です。
Roccaは、六角形のカードゲーム。
1994年、ヨーロッパ旅行中のトゥルーリ・オカモチェクは、世界的なゲームデザイナーであるアレックス・ランドルフと彼の妻ジェアに
ヴェネツィアで偶然に出会い、これをきっかけにカードゲームやボードゲームに親しむことになりました。2004年、アレックスは81歳で亡くなりますが、ヴェネツィアのサン・ミケーレ島に眠る彼のお墓参りに行く前日、トゥルーリはカードゲームのアイデアを突然思いつきます。
旅行中、ゲームのアイデアを形にまとめたトゥルーリは、帰国後すぐ、友人のデザイナー柿木原政広に電話し、グラフィックデザインを依頼しました。
そうして生まれたのが、Roccaです。
この小さなカードゲームから、
トゥルーリ・オカモチェクと柿木原政広の
Rocca Spieleははじまります。
ゲームデザイナー/プロデューサー。1969年石川県生まれ。1994年〜ジェア&アレックス・ランドルフと親交を結び、カードゲームとボードゲームに親しむ。ペンネームで『週刊朝日』『アサヒグラフ』などに美術評論を寄稿。ナガオカケンメイ(デザイナー)、鏡リュウジ(占星術研究家)、荒井良二(絵本作家・イラストレーター)、武田幸三(格闘家)らの単行本の企画・編集を行なう。帽子、口ひげ、サングラスがトレードマーク。
グラフィックデザイナー/アートディレクター。1970年広島県生まれ。ドラフトを経て、2007年に10(テン)を設立。主な仕事に、singingAEON、R.O.U、藤高タオルのブランディング、角川武蔵野ミュージアム、 静岡市美術館、NEWoMan横浜、信毎メディアガーデンのCIとサイン計画、また美術館のポスターを多く手がける。 著作に福音館の絵本「ぽんちんぱん」「ひともじえほん」など。原弘賞、東京ADC賞、JAGDA新人賞、NYADC賞、ONESHOW PENCIL賞、GOOD DESIGN賞など受賞多数。もじゃもじゃ頭と大きな眼鏡がトレードマーク