2012.3.27
占星術・タロット研究家の鏡リュウジさんといっしょに作った『TaRocca』が、美術出版社から発売されました。
カードゲームができて、タロット占いもできる!
文庫本サイズで、タロットの「大アルカナ」と「小アルカナ」フルセット78枚と、大ボリューム176 ページの本がセットになっています。
二次元のカードなのに重ねて置くと立体に見えるRoccaの仕組みを生かしながら、「石造りの建築物で道がつながり、部屋にいるキャラクターとつながっていく」不思議な世界が広がります。
さらに78枚のカードを使った本格的な占いから、立体に見える「TaRocca」の特性を生かしたオリジナルの占いまで、7種類のタロット/タロッカ占いも紹介。
「タロット占いって、おもしろそうだけど、ちょっと絵が入りにくいかな〜」と思っていた人もたぶんだいじょうぶな、ユーモラスなカードです。
そして。。。
このTaRoccaのためのムービーを、Roccaのイメージムービーをいつも作ってくれている大久保兄弟が作ってくれました!
↓YouTubeはこちら
http://youtu.be/r9YkFs2GBHE
後半に注目! リズムに乗って、キャラクターが。。。
美術出版社
鏡リュウジ公式サイト
https://kagamiryuji.jp/
2011.3.6
トゥルーリ考案のカード占い「Rocca Love Tower」。
Roccaらしく、占いの結果がビジュアルに現れます。
さて、占い方を説明する前に、守ってほしいルールを。
1)まじめにやること/ふざけてやってはいけません
2)なんどもやりなおさないこと/思ったような結果がでるまで何度も占ってはいけません
3)人を傷つけないこと/結果のいい面を探して、相手に伝えるようにしましょう
これらは鏡リュウジさんから教わった大切なこと。
特に3番目は大切! ちゃんと守ってください。
●占いの準備
まず、カードを写真のように2つの組に分けます。
・ハートだけ(0とA〜Kの計14枚)
・スペード、クラブ、ダイヤとジョーカー1枚(計43枚)
*残ったジョーカー3枚は使いません。
●ハートのカードで「恋の距離」を占う
では最初に、ハートのカードで「恋の距離」を占いましょう。
ハートのクイーンが「彼女(女の子)」、ハートのジャックが「彼(男の子)」、ハートのエースが「恋のライバル」、ハートのキングが「親/仕事/勉強」を意味します。
女の子を占ってあげる場合、クイーンが「あなた」、ジャックが「好きな人/彼」、エースが「恋敵の女の子」になります。
キングを「親」「仕事」「勉強」のどれにするかは、占ってもらう人の希望をきいて決めてください。
*また、エース=「恋のライバル」か、キング=「親/仕事/勉強」のどちらが気になるかも、決めておいてください。
さて、ここから占いです!
まずハートのカードをテーブルの上にひろげてシャッフルします。
よくまぜたらひとつの山にまとめて、相手にわたします。
相手に、カードを3つの山に分けて、好きな順にまとめなおしてもらいます。
これを「カット」といいます。
*鏡さんによると「右利きの人は左手で、左利きの人は右手でカットする」と、無意識が結果に反映しやすくなるそうです。
カードを受け取り、左から順にカードを並べていきます。
「横顔」につながるように一直線に。
さて、写真で女の子を占ってあげたとすると・・・。
「ジャック=彼」にぴったくくっついて「キング=親/仕事/勉強」がいます。
かなり側に「エース=恋のライバル」が! 「クイーン=彼女(女の子)」は、かなり遠い位置にいるようです。
●スペード、ダイヤ、クラブで「恋のパワー」を占う
次に「恋のパワー」を占います。
さっきと同じように、カードをシャッフル〜カットします。
カードを受け取ったら、上から順にカードを開け、次のルールに従って、ハートのカードの上に「積んで」いいます。
スペード=彼(ジャック)のパワー
ダイヤ=彼女(クイーン)のパワー
クラブ=恋のライバル(エース)のパワー
です。写真のように、積み重ねていきましょう。
*占いの最初で、エース(恋のライバル)よりキング(親/仕事/勉強)が気になると決めていた場合は、キングの上にクラブを積んでいきます。
ジョーカーが出たところでストップ。
棒グラフのように、それぞれのパワーが現れました。
写真の結果を読み解いてみましょう。
エース=「ライバル」の恋のパワーはそれほど高くはないけれど、ジャック=「彼」のかなり近くにいるぶん強力そうです。
クイーン=「彼女(女の子)」は、相当なパワーで彼を思っているけれど、距離はかなり遠いみたい。。。
彼のすぐ側にはキング=「親/仕事/勉強」があるので、これをきっかけに距離を縮めていくといいかもしれませんね。
●ハートの9は「願いを叶える」カード
鏡さんによると「ハートの9」は「願いを叶える幸運のカード」だそうです。
ジャック(=彼)とクイーン(=彼女)を「ハートの9」がつないでいれば、ふたりのあいだの願いが叶うという、もっとも強力な結果になります。
2011.2.26
占星術研究家・翻訳家の鏡リュウジさんとRoccaしました。
「星占い」で鏡さんのことを知っている人が多いと思いますが、専門的な本を何冊も翻訳されています。
Roccaした夜は、2月に出たばかりの新刊『宝石と鉱物の文化誌』(ジョージ・フレデリック・クンツ著 鏡リュウジ監訳/原書房)をいただきました。
1913年に原著が刊行されたというこの本。
著者のクンツ氏は、ティファニーのためにも働いていた鉱物学者・収集家です。
「石にまつわる迷信とその起源」「護符や魔除けとしての宝石と準宝石」「宝石が伝える惑星と鉱石の力」など、目次を見るだけでかなりそそられます。
しかも、著者本人は石の効能をとくに信じているわけではなく、石そのものと石にまつわる話をできる限り客観的に収集している、というのが驚きです。
この日、鏡さんとカッキーといっしょにまずプレイししたのはRocca Book。
実はこのRocca Bookの「背」には惑星と星座のマークが入っているのですが、このマーク、鏡さんに監修していただいたのです!
1〜10の数字に対応して惑星マーク。
ジャック、クイーン、キング(×4=12)に星座のマークが入っています。
現在は「ブックタワー」のオプションルールとして、自分の星座のマークが入ったカードが味方してくれるような遊び方ができるようになっているのですが、このマークを使って新しい遊び方や新しい占いがいろいろできたりすると楽しいなぁ、と思っています。
そして、トゥルーリ・オカモチェク考案の新しい占い「Rocca Love Tower」で、鏡さんを占ってしまいました。
「占っていただけますか?」と鏡さんにお願いするのではなくて、「占わせていただいていいですか?」とお願いする人はなかなかいないのではないか、と(笑)。
これがLove Towerの「結果」。
自分と恋人の距離、そして想いのパワーが、ビジュアルに表現されます。
Rocca Love Towerの占い方は、鏡さんアドバイスの新ルールも織り交ぜて、近日中にアップしたいと思っています。
お楽しみに!